「里山」は北海道ではあまり馴染みのない言葉ですが、 燃料や堆肥の材料を集めたり、木材やホダ木を得たり、季節の味覚を楽しんだりする生活に密着した二次林です。自然の多様性を維持して自然との関わり方を考えるのにとても適したフィールドです。 帯広の森ではふるさとの森づくりを目指していますが、自然と人の関わり方の手法については未だに方向性が見えていません。 そこで、里山をつくろうプロジェクトではカシワ・ミズナラ林造成予定地で、育林・自然復元作業を行いながら、自然とのつきあい方・楽しみ方を参加者自らが考えていくことを目指します。


このプロジェクトでの活動は多岐にわたります。 間伐、間伐材の再利用、移植、草刈・草抜、炭焼き、ゴミ拾い…などなど その年の森の状況を見て自分たちで考え活動しています。

間伐作業その1
間伐作業その2(大きな木は巻き枯らしで)
間伐材から丸太イスを作成
細い間伐材からキノコのほだ木を作成(しいたけ)エゾリスにもおすそ分け(食べに来ます)
原始的な炭焼きの方法 : 「穴焼」の様子  炎が出たら土をかぶせて空気を遮断し、木炭をつくります。
今回はいい炭ができるかな~? これも間伐材を材料にしています。
みんなでゴミ拾い  誰が捨てるんでしょうね…毎年減りません
みんなでゴミ拾い  誰が捨てるんでしょうね…毎年減りません
林床植物の種からの育成
活動小屋の前で記念撮影
林内の植物の移植1 トラックで運びます。
林内の植物の移植2 みんなで植えます。
もや分け作業中(本当はもう少し早いうちにやりたかった! ) ※もや分けとは萌芽の間引き作業のことです。
つかの間の休憩